空港用地内の地名と住所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 20:01 UTC 版)
「成田国際空港」の記事における「空港用地内の地名と住所」の解説
成田国際空港用地においては、地名変更や地番整理は実施されておらず、従前の地名と、かつての沢伝いの境界線がそのまま残されている。空港用地の大部分は千葉県成田市に属するが、一部は千葉県山武郡芝山町および香取郡多古町にまたがっており、用地内にはこれら1市2町の計18の大字(おおあざ)が介在し、これらの境界線が複雑に入り組んでいる。空港内のおもな施設の正式の住所は以下の通りである。 第1旅客ターミナルビル - 成田市三里塚字御料牧場1番地の1 第2旅客ターミナルビル - 成田市古込字古込1番地の1 第3旅客ターミナルビル -成田市取香字上人塚148番地の1 成田国際空港株式会社 - 成田市古込字古込1番地の1 国土交通省東京航空局成田空港事務所 - 成田市古込字込前133 成田国際空港警察署 - 成田市古込字込前133 成田空港合同庁舎 - 成田市駒井野字天並野2159 NTT新東京国際空港ビル - 成田市駒井野字天並野2112 成田市消防本部三里塚消防署空港分署 - 成田市木の根字神台19 第1・第2・第3旅客ターミナル、貨物地区などがある空港中心部の地名は、成田市三里塚、古込(ふるごめ)、駒井野、木の根、天浪(てんなみ)、取香(とっこう)、東三里塚に分かれている。このうち、三里塚、古込、駒井野、木の根は上掲のターミナルビルや公共施設などの住所として使われている。天浪は大部分がA滑走路の用地であるが、旅客第1ターミナルビルからA滑走路を隔てて反対側の動物検疫所小動物検疫舎の住所は天浪字西原である。取香は新空港インターチェンジ付近の地名で、貨物地区内に飛地がある。運送会社などが入居する「貨物管理ビル」(取香字天浪800)は、当該飛地内にある。東三里塚はA滑走路南方に位置し、空港用地南端の南部貨物ビルの住所は東三里塚字岩之台である。 B滑走路の敷地は大部分が成田市東峰(とうほう)、天神峰(てんじんみね)、十余三(とよみ)に属し、ごく一部が成田市吉岡(きちおか)および堀之内に属する。A滑走路敷地の一部は成田市小菅に属する。 横風用C滑走路(未供用)用地には芝山町香山新田および菱田の各一部が介在する。用地内の成田市と芝山町の境界は複雑に入り組んでおり、芝山町菱田の区域は旅客第1ターミナルビル付近まで食い込んでいる。空港南部の整備地区付近にも芝山町大里および岩山に属する部分がある。また、新空港インターチェンジ付近には香取郡多古町一鍬田(ひとくわだ)の飛地が存在する。
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