秋山庚申塚古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:24 UTC 版)
残存部16メートルの円墳で、墳丘には葺石が確認され、埴輪片が採取されている。1987年(昭和62年)に児玉町史編纂事業の一環として発掘調査が行われ、直径34メートル、外径74メートルで二重の周溝を巡らせていることが確認された。主体部は全長7.74メートルの弱い胴張りのある横穴式石室で、南南西方向に開口している。1958年(昭和33年)の調査では玄室から馬具・武器・装身具など120点余りの副葬品が発掘された。6世紀後半に築造され、7世紀前半までに3回の追葬が行われたとみられている。玄室出土品は1988年(昭和63年)1月1日付けで市の指定有形文化財(考古資料)に指定された。 石室内部
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