福島県旗とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 福島県旗の意味・解説 

福島県旗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 01:38 UTC 版)

福島県旗
用途及び属性 ?
縦横比 2:3
制定日 1968年10月23日
使用色
テンプレートを表示

福島県旗(ふくしまけんき)は、日本都道府県の一つ、福島県。本項では、旗に図示されている福島県章(ふくしまけんしょう)についても併せて解説する。

概要

福島県章
旧福島県職員団章(1956年制定)
旧福島県旗(1951-1968年)

現在の県章と県旗は、1968年昭和43年)が明治百年に当たることを記念して県内で行われた各種事業の一環として一般公募を実施し、採用されたデザイン案を基に同年10月23日の県告示「福島県章及び福島県旗」(昭和43年福島県告示第1067号)で制定された[1]平仮名の「ふ」を円形に図案化し、県民の融和と団結・県勢の着実な前進を表している。また、図案を作成した椎名淳子によると桃をイメージした形であるとしている[2]

県旗はあかみだいだい色を地色に、抜きの県章をやや左上に配置している。

旧職員団章

現在の県章を制定する以前は、1956年昭和31年)に公募を経て制定された県職員団章が県章に代えて使用される場合があった。「福」の旧字体を円形にデザインされた中央に、「県」の旧字体を配したものである[3]

旧県旗

初代の県旗は、福島県・宮城県山形県が共同開催する1952年(昭和27年)の第7回国民体育大会(東北3県国体)に合わせ、開催前年の1951年(昭和26年)に公募を実施して同年8月4日に制定された[3]

デザインの意味は、磐梯山のシルエットに抱かれる形で県名(旧字体)を朱書して躍進する県民の希望を象徴したものである[3]

イメージデザイン

カントリーサインにおけるイメージデザイン使用例

1991年平成3年)3月にキャッチフレーズ「うつくしま、ふくしま。」と共に制定され、県の公式サイトや道路に設置するカントリーサインでは県章に代えて多用されている。

県の空・海・湖沼・河川の、豊かな自然とまちの、明るく輝く太陽、人々の笑い声や美しい心の黄色が一つになってコミュニケーションの輪を形成して花を咲かせるイメージでデザインされており、「未来」の花言葉が添えられている[4]

脚注

  1. ^ 藤沢優『世界の国旗・国歌総覧 付・日本都道府県別県旗県歌総集』(岩崎書店1976年)、453ページ。
  2. ^ 日本放送協会 (2024年6月13日). “【福島県】県旗の“ズレ”なぜ?|NHK”. NHK福島WEB特集. NHK福島放送局. 2024年6月19日閲覧。
  3. ^ a b c 国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)
  4. ^ 福島県のシンボル全国知事会

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「福島県旗」の関連用語

福島県旗のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



福島県旗のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの福島県旗 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS