神護寺蔵伝源頼朝像との関連とは? わかりやすく解説

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神護寺蔵伝源頼朝像との関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 18:27 UTC 版)

次将装束抄」の記事における「神護寺蔵伝源頼朝像との関連」の解説

神護寺「伝源頼朝像」は、20世紀後半以降描かれている人物成立年代巡って論争がある作品であるが、近藤好和本書をもとに「伝源頼朝像」の解析試み鎌倉時代前期作品として矛盾はないと結論づけた。ただし、「伝源頼朝像」は下襲表袴文様があるため、像主は公卿か、禁色勅許得た有力家の四位五位人物考えられるこのような禁色人は、通常若年のうちに公卿昇進するが、「伝源頼朝像」は壮年期の顔をしていることから、像主は公卿判断されもしそうであれば本書記述対象外である。ゆえにこの解析には疑問が多い。そもそも縫腋袍毛抜太刀組み合わせは、鎌倉時代の「伝藤原有範像」(東本願寺)、室町時代の『藤原爲相像』(冷泉家)、『源頼政像』(平等院)など中世束帯像には一般的であり、有職故実的な意味よりも絵師約束事解するほうがよいと思われる

※この「神護寺蔵伝源頼朝像との関連」の解説は、「次将装束抄」の解説の一部です。
「神護寺蔵伝源頼朝像との関連」を含む「次将装束抄」の記事については、「次将装束抄」の概要を参照ください。

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