神護景雲年間の出来事
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元年(767年)陸奥の伊治城完成。 2年(768年)筑前の怡土城完成。 全国から善行の者9人が選ばれ賞を与えられ終生の税を免ぜられた。その内信濃国からは水内郡の刑部千麻呂(友情)と倉橋部広人(税の肩代わり)、伊那郡の他田舎人千世売(科野国造後裔、節婦・税の免除と爵二級も)、更級郡の建部大垣の4人。対馬嶋上県郡の人で高橋連波自采女(貞婦・孝養)、備後国葦田郡の人で網引公金村(孝養・税の免除と爵二級も)、甲斐国八代郡の人で小谷直五百依(孝養、甲斐国造後裔)、石見国美濃郡の人で額田部蘇提売が貞婦・社会貢献。武蔵国入間郡の人で矢田部黒麻呂(彼は宝亀3年の受賞で賞の内容は戸の揺を免ず)。 3年(769年)和気清麻呂、道鏡即位に反する宇佐八幡宮の神託を報じ、大隅に配流(宇佐八幡宮神託事件)。 4年(770年)8月4日 - 称徳天皇崩御。 道鏡は下野に左遷される。
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