神秘の座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 18:04 UTC 版)
ゲッペン / 紫藤時雨(しどう しぐれ) ファーストクラス-不明。セカンドクラス-セイバースター。 グレイスラッガーに唆されてキーサンドラを誘拐し、セイバースターの持つアビリティ・スティールを使って彼女のディヴァイン・ルーラーの能力のひとつ、ナイト・ゴーレムの操縦者任命権『ガーディアン・オーダー』を奪い取り、それを用いてスウィトネヴルの乗っ取りを画策した。 ユーカリア(紫)の実の兄。幼い頃から妹を虐待しており、彼女を妹ではなく自らの所有物として扱っていた。 ユーカリアをマインドコントロールし、一時はスウィトネヴル王宮と樹上都市クーネルカのナイト・ゴーレムを手中に収めるも、ジュンたちの奇襲を受けて王宮内に潜入されてしまう。ナイト・ゴーレムを使って対処するも、ジュンたちの陽動作戦によって遂にエリとヒカルに心臓部である格納庫へ侵入される。二人の後を追おうとした際、ジュンたちの呼びかけでマインドコントロールから脱したユーカリアによって麻痺させられ、捕らえられる。 その後、エルフたちによって逮捕され、禁固一千年(事実上の終身刑)が言い渡された。 グレイスラッガー ファーストクラス-不明。セカンドクラス-セイバースター。 痩身の長剣使い。一人称は「おいら」で、飄々とした掴みどころのない性格ながら、ジュンと互角に渡り合えるほどの実力者。 表向きはゲッペンの仲間であるが、実は彼を唆して『神秘の座』を結成させ、スウィトネヴルの乗っ取り事件を起こさせた。神秘の座、という名前も彼が提案したもの。 クーデター事件の黒幕であるが、本当の目的はナイト・ゴーレムにもクーデターでもなく、王族だけが入れるスウィトネヴルのクーネルカ王宮の宝物庫だった。そのために密かにキーサンドラのデフォルト能力『ロイヤル・コール』を盗み、王宮奪還を目指すジュンたちと『神秘の座』の戦闘にまぎれて宝物庫から一人の少女(スズラン)を盗み出そうとしたが、寸前でジュンに阻止され、倒された。彼の装備はすべてバインド属性だったため、ジュンたちは彼の正体や目的について手がかりを得ることは出来なかった。
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