神威無 えびる(かむいな えびる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/13 17:14 UTC 版)
「でびるなえびる」の記事における「神威無 えびる(かむいな えびる)」の解説
この作品のヒロインにして、中心人物。腰の辺りで大きく左右に湾曲する特徴ある髪型をした、目つきの鋭い少女。世界の情報と物流を牛耳るとも、世界経済を支配しているとも言われる大財閥「神威無グループ」の令嬢。いずれ世界に君臨する者として帝王学的見地から庶民と触れ合い、民衆を動かす術を覚えるべく雪崩山学園高校2年2組に「特別聴講生」としてやって来た。ほとんどの人々が彼女の思惑どおりに動く中、唯一意に従わない征詞郎に関心を持ち、彼を「下僕」(しもべ)とすべく策を弄している。計略によって征詞郎の実家と父親の職を奪い、代わりに自ら所有する“犬小屋”の1つに住まわせた。この“犬小屋”は彼女の価値観では「人が住むには狭過ぎる」家だが、実は寝室が5部屋もありそれまでの天童家と比べても壮大な洋風の屋敷であり彼の家族にはそこに住むだけで管理料として月額100万円が支給される仕組みで、これにより彼の両親すら心服させた。常に王者の自信と気迫に満ち公衆の面前で水着を脱がされても動じないが、征詞郎が消しゴムを渡そうとして指が触れたり彼女を引きとめようと手を握った際には赤面し「許可無く触るな!」と鋭い蹴りを放っている。無類のカレー好きらしく、自分専用の高級カレーパンを作らせていたり自ら作った弁当にカレーをかけて征詞郎に提供するほど。通学には当初リムジンやハインドを使っていたが征詞郎がアンナの色仕掛けにかかりかけて以来、彼と共に徒歩で登校するのが日課となっている。
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