社長就任以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:43 UTC 版)
一貫して営業部門のみを担当していたため、生産や経理など他部門を把握しておらず、父と兄の死のショックもあって昇格後数年は社長の任を果たせるか悩んだ。やがて、上杉鷹山についての講演に啓示を受けた事などをきっかけに事業拡張を進め、1989年には初の直営店となるポエム・ド・メリーを目黒区に開設した。1988年にはベルギーのチョコレートメーカー・グッドランと提携して高級チョコの生産を委託したが、同社の日本進出に伴い1991年に提携を解消している。 1994年に、船橋市に情報流通センターを設立して7人の社員で年間200億円分の製品出荷を管理するなど、IT活用による効率化を積極的に進めた。一方で、収益向上の原動力は社員の地道な成長だとして家族的な経営を重視し、定年による自然減以外で社員を減らしていない。2000年には東京商工会議所のIT推進委員会委員長に就任し、中小・零細企業の情報化推進に協力した。2008年9月1日に、社長から代表取締役会長に退いている。
※この「社長就任以降」の解説は、「原邦生」の解説の一部です。
「社長就任以降」を含む「原邦生」の記事については、「原邦生」の概要を参照ください。
- 社長就任以降のページへのリンク