社長の不祥事、役員総入れ替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:53 UTC 版)
「ガイナックス」の記事における「社長の不祥事、役員総入れ替え」の解説
ガイナックスでは新たに浅尾が取締役に加えた2015年、山賀らはパチンコ機やゲームの企画開発の経歴を持つ巻智博をプロデューサーとして迎えた。巻も神戸市に新設した「GAINAX WEST」代表取締役となる武田に代わって2016年初めに取締役となり、「ガイナックス監修」とうたったコスプレ写真館兼芸能プロダクションを、自身が代表の「株式会社オオカゼノオコルサマ」の経営で秋葉原に開設したのち、芸能プロダクション「ガイナックスインターナショナル」をガイナックス子会社として2018年6月に設立し代表に就任。さらに山賀から自社株式の譲渡を受けて2019年10月、ガイナックス代表取締役に就任したが、約2か月後の同年12月、未成年女性への準強制わいせつ罪容疑で逮捕された。 この事態を受け同年12月27日にガイナックスの臨時株主総会が開かれ、2020年2月18日、社外から選任された新役員が発表された。代表取締役社長に元ガイナックス版権管理担当で、カラーの版権管理会社「グラウンドワークス」代表を務める神村靖宏が就任したほか、取締役にKADOKAWAアニメ事業局アニメ制作部部長の髙石優子、キングレコード上席執行役員ライツ部の森山敦、トリガー副社長の宇佐義大がそれぞれ就任。同発表でガイナックスは、本来同社が持つべき資料や知的財産権の散逸状況について確認しているとあわせて説明した。新役員発表に先立ち2月5日には公式グッズの企画販売を行っていた「GAINAX OFFICIAL SHOP」の営業終了も公表され、通販サイトは同月末で閉鎖された。
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