社会人野球大会出場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 22:39 UTC 版)
「東京ヤクルトスワローズ (ファーム)」の記事における「社会人野球大会出場」の解説
2005年、スワローズの2軍は社会人野球の公式戦の一つ「JABA日立市長杯争奪大会」に初出場した。社会人野球の大会にプロの2軍チームが出場するのは広島東洋カープがJABA広島大会に2002年から毎年恒常的に参加しているのと、2003年に福岡ダイエーホークスが1年限りでJABA九州大会に参加したが、それに次ぐ3例目である。チームは同年4月の大会で沖縄電力、明治安田生命、日立製作所と4チームによる総当り方式の予選リーグ戦を行ったが、1勝1敗1分けの成績で予選通過はならなかった。 2006年、スワローズ2軍は再び日立大会に参加。予選リーグではJR東日本東北、東京ガス、住友金属鹿島と同ブロックに振り分けられ、2勝1敗のブロック1位で予選を突破。決勝トーナメントに進出したが、同大会で優勝した富士重工業に1-6で完敗し、またも優勝を逃している。 2008年、2年ぶりに日立大会に参戦。予選リーグ初戦で鷺宮製作所に敗れるも、東海理化、日立製作所に連勝してブロック1位として決勝トーナメントに進出した。準決勝では日本通運と対戦したが、タイブレークが適用される延長戦で敗れて4強に終わっている。 2009年、予選リーグ初戦で住友金属鹿島に完敗したが、その後TDK、三菱重工横浜を零封し、ワイルドカード(予選リーグ2位チームのうち最高成績)で決勝トーナメントに進出した。準決勝では富士重工業に1-5で敗れ、参加した3大会連続で4強に終わった。 2010年、予選リーグでJR東日本東北、三菱自動車岡崎、東京ガスに3連勝し、大会出場5回目にして初めて予選リーグ全勝の成績を残したが、リーグ中雨天で2日順延となったことから、決勝トーナメントとイースタンリーグ公式戦の日程が重複した。スワローズは決勝トーナメント出場権を辞退し、予選リーグ2位の三菱自動車岡崎が決勝トーナメントに進出した。
※この「社会人野球大会出場」の解説は、「東京ヤクルトスワローズ (ファーム)」の解説の一部です。
「社会人野球大会出場」を含む「東京ヤクルトスワローズ (ファーム)」の記事については、「東京ヤクルトスワローズ (ファーム)」の概要を参照ください。
- 社会人野球大会出場のページへのリンク