相生の松とは? わかりやすく解説

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あいおい‐の‐まつ〔あひおひ‐〕【相生の松】

読み方:あいおいのまつ

雄松雌松の幹が途中で合わさったもの。夫婦契り深さにたとえる。兵庫県高砂市高砂神社のものが有名。


相生の松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 04:55 UTC 版)

現在の高砂神社内にある相生の松。

相生の松(あいおいのまつ)とは、雌株・雄株の2本のが寄り添って生え、1つ根から立ち上がるように見えるもの。また、黒松赤松が1つの根から生え出た松のこと。[要検証]

松は永遠長寿を象徴することから、相生の松は特に縁結び和合長寿の象徴とされる。「相生の松」とよばれる松は日本各地に点在するが、特に兵庫県高砂市高砂神社の松が有名である。

能『高砂』では、高砂の松と住吉の松とが相生の松であるとし、夫婦和合をうたっている。

「高砂や、この浦舟に帆を上げて。この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で汐の、波の淡路の島蔭や遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住の江に着きにけり、はや住の江に着きにけり」[1]

所在地

脚注

関連項目


相生の松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 01:44 UTC 版)

高砂神社」の記事における「相生の松」の解説

あるとき、1つ根から雌雄2本の幹をもつ境内生えた。このは、尉(伊弉諾尊)と姥(伊弉冊尊)の2神が宿るとされ、相生の松と称された、という説があるが確証はないとされている。初代相生の松は天禄年間に、2代目兵火によって天正年間枯死した伝えられている。本多忠政がこれを惜しみ遷宮の際に3代目の相生の松を植えたと言われている。3代目相生の松は大正13年天然記念物指定されたが、昭和12年枯死し、幹が霊殿で保存されている。4代目松くい虫被害により短命に終わった。現在は5代目松が枝張る。 なお、相生の松の他にもいぶき(高砂市保存)も神木とされており、『高砂』の登場人物である阿蘇の宮神主友成から発芽したとする伝説がある。

※この「相生の松」の解説は、「高砂神社」の解説の一部です。
「相生の松」を含む「高砂神社」の記事については、「高砂神社」の概要を参照ください。

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