相対危険度
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相対危険度(そうたいきけんど、relative risk, risk ratio, RR)[1]とは疫学における指標の1つで、リスク比とも呼ばれ[1]、暴露群と非暴露群における疾病の頻度を比で表現したもの。そのまま比率として表すが、百分率で表す場合もある。相対危険度は暴露群の発生率を非暴露群の発生率で割ることにより求めることができ、暴露因子と疾病発生との関連の強さを示す指標となる。主にコホート研究で用いられる。
相対危険度は、暴露群の非暴露群に対する発症リスクの比であり、一般的には一定期間における「累積率罹患率」の比である。また、単位期間における「罹患率」の比が使用される場合もある。
疾病あり | 疾病なし | 計 | |
---|---|---|---|
暴露あり | A | B | A+B |
暴露なし | C | D | C+D |
計 | A+C | B+D | T |
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相対危険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/31 00:09 UTC 版)
RR:相対危険度 相対危険度は、暴露群の非暴露群に対する発症リスクの比であり、一般的には一定期間における「累積率罹患率」の比である。また、単位期間における「罹患率」の比が使用される場合もある。 コホート研究では「相対危険度」「寄与危険度」ともに算出できるが、症例対照研究では算出できず、算出が可能な「オッズ比」を「相対危険度」として代用する。 RR:修正相対危険度(修正リスク比) 修正オッズ比に対応して、両者のリスクの分子に0.5を加算して算出したリスク比を「修正相対危険度(修正リスク比)」と呼ぶことがある。
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