相対価格と一般物価とは? わかりやすく解説

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相対価格と一般物価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:52 UTC 版)

価格」の記事における「相対価格と一般物価」の解説

経済学者クヌート・ヴィクセルは、名目価格一般物価)の変動が、相対価格変動とは根本的に異質な現象であることを発見したミクロ経済学におけるP(価格)とマクロ経済学におけるP(物価)は、前者は財の相対価格個別価格)を表すものであるのに対し後者は単に物価水準表しており、根本的に別の概念である。 つまり、「ハンバーガー値下がりした」という場合でも、牛丼などその他のモノ価格はほぼ変わらず物価水準変化してない場合ミクロ経済学的な(たとえば牛丼などとの)相対価格変化表しているが、マクロ経済学的な一般物価総合物価)の変化である「デフレーションということは表していない。 物価の上下は純粋に貨幣的な問題であるので、ミクロ経済学における財市場とは何の関係もない。 価格物価には次のような違いがある。 価格 価格は、購入される個々財貨サービスなど1単位支払われる貨幣の量のことを指す。広義には賃金利子率為替レート地代含まれる物価 物価とは、一定の範囲工業製品消費財小売商品等)に属す数多く商品価格の状態を、他の時点での価格比較して総合的に表したのである通常物価指数として示される概念的に貨幣の価値変化することによってのみ変動する。 「デフレーション#定義」も参照

※この「相対価格と一般物価」の解説は、「価格」の解説の一部です。
「相対価格と一般物価」を含む「価格」の記事については、「価格」の概要を参照ください。

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