直売所の全国組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/22 03:13 UTC 版)
「全国直売所研究会」の記事における「直売所の全国組織」の解説
農産物直売所の全国組織は、大まかには2つの系統がある。まちむら交流きこう(財団法人都市農山漁村交流活性化機構、全国農産物直売ネットワーク)系と全国直売所研究会系の二つである。この他にも、農協系の協議会や、農民連(農民運動全国連合会)といった団体も存在するが、農産物直売所の全国組織ではなく、農協の集合または農家の集合による団体と言える。2つある農産物直売所の全国組織は、それぞれが得意とする領域(セグメント)があり、どちらの組織がいいとも悪いとも言えない。全国直売所研究会は農協系の農産物直売所も所属しているが、独立系の直売所が多い。 どの農産物直売所の全国組織も農家の集合体による経営主体で直売所を運営できるようになることが本旨であるが、現実には農家の人数が増加することにより様々な問題がある。一例では意見の集約や合意形成が困難となり、主導権争いに発展する場合もある。このことによって代表が不安定に変わりガバナンスの維持が困難な場合も多い。このように農家による経営は合意すら出来ないとの意見もある。一方で農協が運営している直売所は、人員の異動などにより運営の継続性が分断されることがあるため、系統だって直売所活動ができないとする意見もあるため、どちらにしても強い指導力と理念の共有が農産物直売所の運営の要だとする意見が通底。 2008年の総会にて、直売所の日本一を決める、「直売所甲子園」の開催が吉田理事より提案され承認。2009年の開催に向け会報で公表した。2009年10月、初代グランドチャンピオンが決定した。
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