盤古盜龍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:53 UTC 版)
ウィキスピーシーズにPanguraptorに関する情報があります。 Panguraptor(パングラプトル)は、2007年に雲南省の中生代ジュラ紀前期(前期ジュラ紀)の地層から化石が発見され、2014年に記載された新属新種の小型恐竜(小型獣脚類)である(コエロフィシス科(英語版)に分類される)が、その名の構成要素 "Pangu" は、この生物が棲息していた当時の大地であるパンゲア大陸 (Pangaea) が中国語では「盤古大陸」と呼ばれていること、および、その「盤古」が神名「盤古」と同じ音と綴りであることにちなみ、化石産出地である中国の極めて古い神である「盤古(拼音: pángǔ)」の名と、俊敏で獰猛な小型獣脚類に対して用いられることの多いラテン語普通名詞 "raptor" との組み合わせで、[ zh: Pangu(中国の固有名詞、神の名)+ la: raptor(= A thief, robber, plunderer. 盗人、強盗、略奪者)]という命名意図をもって造語されたものである。中国語ではこれが漢訳され、恐竜に定番の「龍」の字を添えて「盤古盜龍(簡体字: 盘古盗龙)」と呼ばれている。
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