百鬼兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 00:21 UTC 版)
紫外(シガイ) 如意影射流忍術(にょいえいしゃりゅうにんじゅつ)を使い、「流影の紫外(りゅうえいのシガイ)」と呼ばれている男。妹のユカ以外には心を開かず、ユカ以外の人間はすべて敵とみなして皆殺しにする。3年前に豪鬼から百鬼転生を受け、流影谷に幽閉されて3年間眠り続けていたが、鋼刹によって牢から解放された。鋼刹から「ユカを殺したのはシグである」という嘘を吹き込まれ、シグに戦いを挑む。眼の中にルビーをはめ、その輝きで残像を作る。 鋼刹(こうせつ) 百鬼丸の命令で手下と共にユキを拉致しにやってきた男。催眠術でユキを眠らせて連れ去ろうとし、止めようとした町医者夫婦を殺害した。さらに紫外を騙してシグと戦わせた。紫外がシグに倒された後、用済みになった紫外をクロスボウのような弓で射殺して自身の悪事を明かしたが、激怒したシグから抜骨法・透体解骨流を受けて背中が反り返って死亡した。 玉佐(ぎょくざ) 百鬼忍軍一の組・組頭であり「光の玉佐」と呼ばれる男。斬糸(ざんし)という糸を武器にしている。「忍法・妖破斬剛糸(ようはざんごうし)」でシグに戦いを挑むが、一瞬で腕の骨を抜かれた。 氷翔鬼(ひょうしょうき) 百鬼忍軍二の組・組頭を務める長髪の男。土壌に含まれる水分を凍結させて地面から巨大な氷柱を発生させる「忍法・氷づらら」でシグに戦いを挑むが、一瞬で首の骨を外された。 太郎佐(たろうざ) 百鬼忍軍四の組・組頭であり「風の太郎佐」と呼ばれる男。眉毛がなく、髭を生やしている。「忍法・風神かまいたち」という技を使う。紅玉と共に鬼岩坊にシグが城内に侵入したことを告げるが、鬼岩坊に結界を守らずに逃走してきたとみなされ、握り潰されて死亡した。 紅玉(こうぎょく) 百鬼忍軍五の組・組頭であり「月光の紅玉」と呼ばれる女。後ろ髪をシニヨンのように団子状に結び、揉み上げがカールしている。「忍法・月光斬」という技を使う。太郎佐が鬼岩坊に圧殺されるさまを見て失禁する。自身も握り潰されそうになるが、シグが現れたために解放され、そのまま逃走する。 鬼岩坊(きがんぼう) 月島城第一の門の守役をしている男。人間離れした巨体で、成人男性を片手で掴める。幼い頃から砂鉄を食べ続けており、体内に蓄積した鉄分を竜命線から滲出させ、全身をコーティングして防御力を上げ、さらに竜命線を消して百式抜骨術を無効化する「十八道契印・被甲護身(じゅうはちどうけいいん・ひこうごしん)」という技を習得している。また、被甲護身の状態から大振りの拳で殴打する最大奥義「大黒天呪掌(だいこくてんじゅしょう)」という技も使用する。城門を突破しようとしたシグに戦いを挑み敗北した直後、慈恩に腹部を貫かれて殺害された。
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