白石昇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 06:22 UTC 版)
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白石 昇(しらいし のぼる、1969年5月1日 - )は、日本のフリーライター、小説家、翻訳家、報道助手兼通訳[1]、シンガーソングライター。本人は言語藝人を自称している[2]。タイ語 - 日本語の翻訳用辞書データの製作もしている。長崎県西彼杵郡多良見町出身。
経歴
高校時代に空手道をはじめ、西良典の門下生となり、のちに佐和田亮二の門下生に。1990年、ミヤギテレビ杯北斗旗空手道選手権中量級4位入賞。その後、文章を書きはじめる。
卒業後、建設会社に就職。設計部に配属されるがタイ語を勉強するために退職。長崎県国際交流協会の奨学金を得て、1996年にタイ国タンマサート大学に留学。
留学終了後もタイ国現地に残り、タイ語の独学とデータベース製作を継続。経済的に行きづまると母国日本への出稼ぎを繰り返す。
2002年、タイ国の有名スタンダップ・コメディアン、ウドム・テーパーニットと著書翻訳に関する契約を結び、訳書『エロ本』を出版。三千部以上を売り上げ増刷。
2005年、タイ国の国民的フォーク・ロックミュージシャン、エート・カラバオの楽曲「アンダマンの涙」の日本語版を作り、エート・カラバオ直々のプロデュースのもとレコーディング。[3]
2006年に帰国。現在は東京在住。
2010年にバンコクでバンド・プラプラデーン泰日協会を結成。
2025年、40代で病死した男性に対してその死後に勝利宣言を行い[4]、「爽快感」を表明した[5]。
受賞歴
著書
- 『津波 アンダマンの涙』(2009年、めこん)ISBN 4839602212
- 『ワニポク・パネージョン - タイ国77県路上ライブツアー』(2014年、白石昇事務所)ASIN B00HM81818
- 『泰国パパイヤ削り - あこがれのスーパースターと一緒に仕事する方法』(2019年、白石昇事務所)ASIN B07ZS8BGZW
- 『足の間』(2024年、白石昇事務所)ASIN B0CVVBJ239 - 短編集
翻訳
- ウドム・テーパーニット、ポーディーパーニット『エロ本』(2002年、白石昇事務所)ISBN 9742725543
- ウドム・テーパーニット、ポーディーパーニット『gu123』(2005年、白石昇事務所)ISBN 9749340043
- ナワラット・ポンパイブーン『水の流れをやさしくすぎて: スワンモークでの記録』(2020年、白石昇事務所)ASIN B08574751G
- ワラット・インタサラ『カラバオの足跡を追いかけて』(2020年、白石昇事務所)ASIN B08574751G
共著その他
- 猫島礼『タイ居座り日記』(2008年、ぶんか社) ISBN 4821186160
- 『タイ検定 公式テキスト』(2010年、めこん)ISBN 4839602360
作詞
- 破綻しても(プラプラデーン泰日協会)
脚注・出典
- ^ 近況:『津波 アンダマンの涙』(めこん)を刊行、白石昇さん(40)
- ^ 公式サイト 略歴
- ^ Tears of Andaman Japanese version produced by Ad Carabao
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 第52回九州芸術祭文学賞 最終選考結果について
- ^ 九州芸術祭文学賞最優秀作 白石昇さんの小説「足の間」 読売新聞オンライン
- ^ 「人もいい、ぬるま湯みたい」タイでの経験、行間に 西日本新聞
- ^ 九州芸術祭文学賞、最優秀作に白石さん 「足の間」着想から完成まで22年 西日本新聞
- ^ 「面白い表現 形にしていく」 九州芸術祭文学賞 最優秀作・白石さん 熊本日日新聞
- ^ 西の海を漂う倭寇 舟に積んだ言葉で 作品を作っていく 西日本新聞
- ^ 第52回九州芸術祭文学賞 選評 文学界編集長 丹羽健介 アジア人女性の描き方 説得力があった受賞作 西日本新聞
- ^ 諫早の白石さん「足の間」が最優秀作 九州芸術祭文学賞 女性2人の共同生活描く 長崎新聞
関連項目
外部リンク
- 白石昇 - 公式サイト
- 白石昇藝道馬鹿梵馬鹿梵梵。หินขาว มังกรบิน WHITESTONE Risin' - 本人のブログ
- 白石昇 (@whitestoner) - X(旧Twitter)
- 白石昇 (@shiraishinoboru) - Instagram
- 白石昇 (@shiraishinoboru) - Threads
白石昇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/25 04:00 UTC 版)
「インターネットラジオスペース≪Radio I.K.I.≫」の記事における「白石昇」の解説
長崎県西彼杵郡多良見町生まれのライター、小説家、翻訳家、報道助手兼通訳[1]、シンガーソングライターである。タイ語-日本語の翻訳用辞書データの製作者としても知られる。本人は言語藝人を自称。
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