甲府シティシャトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:46 UTC 版)
「山梨交通敷島営業所」の記事における「甲府シティシャトル」の解説
山梨交通が甲府商工会議所から受託し運行されていた無料巡回バス。専用のボンネット風車両「レトボン」を使用しており、黄色と緑色の2タイプがあった。1997年(平成9年)より運行を開始し、土曜日・日曜日に限り運行されていた。2004年(平成16年)より緑色の車両が他地域の巡回バスの試験運行に用いられるため運用を離脱し、黄色のみの1台体制になっていたが、2008年(平成20年)5月に2台体制に戻った。2012年(平成24年)9月以降は北口ルート・南口ルートに分かれ、11時 - 18時の間を2路線合わせて15分 - 45分の間隔で運行していた。 利用者数は、2002年に約4.5万人/年をピークに、2008年は約2.3万人/年にまで低下。その後も、北口ルート新設等梃入れを図るも利用低迷に歯止めがかからず、車両老朽化や利用客の安全面等も踏まえた結果、2017年(平成29年)3月26日を以て運行終了となった。 廃止時点における運行区間 北口ルート:甲府駅北口 → 甲州夢小路前 → 鶴舞城公園入口 → 春日あべにゅう → ペルメ桜町 → 桜座前 → 山梨中央銀行本店前 → 甲府市役所東 → 甲府駅北口 南口ルート:甲府駅南口 → 丸の内八番街 → 甲府警察署東 → 春日あべにゅう → ペルメ桜町 → 桜座前 → 山梨中央銀行本店前 → 岡島紅梅口 → オリオン通り北 → 甲府駅南口 春日あべにゅう → 桜座前間は自由乗降区間となっていた。
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