生前最後の取材とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 生前最後の取材の意味・解説 

生前最後の取材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 23:05 UTC 版)

糸居五郎」の記事における「生前最後の取材」の解説

月刊ラジオマガジンモーターマガジン社)にとって、1984年8月9日インタビューが糸居への生前最後の取材となった。ここで糸居は、自分過ごしてきたラジオ時代ラジオ界の現状これからのこと等について色々話している。トーク主体番組パーソナリティが「ディスクジョッキー」を称することについて「ギャグ駄洒落など喋り専門の人は今後『ディスクジョーク』と呼ぶことを提案したい。今ラジオには“ディスクジョーカー”が多いですね」と語り、「もうラジオ時代DJ終わったということでしょうね」と、本来のプロDJ消えていくような当時の現状について寂しさ込めながら話している。「いつかFM局でもDJやりたい」と語りながら、当時FM局AM局曲紹介仕方違いについて以下のように話している。 今のFMは、1920年代のAM頃にやっていたような曲紹介仕方をしていますね。曲名紹介仕方ハッキリ明確にすることがね。AMは曲紹介スピードアップされてますね。雑にやってしまうというか — 糸居五郎本当の意味でのディスクジョッキーの形というものとDJ界の問題点について その人なりにやればいいことだし、それは決まってないと思う。若いタレントが喋るのも新鮮だし、使う側にとってはギャラ安く済むし、下手なプロを使うよりはいいということなんでしょうね。私が局の立場ならアマチュア多く使うでしょうね。それが時代流れでしょうし、今の放送界のあり方という気がしますね。(当時の)ニューヨークなどでは、FM局だけで60局あまり、AM局だけでも50近く合わせて100局以上あるので、リスナー自分好きな個性あるDJ番組聴くことが出来るんです。それにくらべて日本のラジオ局の数は少ない。そのためどの時間帯番組も、既に人気のある人を起用したいろんな層の人に聴いてもらえるような最大公約数的な番組になっている。そのために段階的な選曲出来なくなっていて、パーソナリティ専門化していく余地無くなっている。今こそ放送局DJ大切にしないといけないと思います。 — 糸居五郎、 そして今(当時)のリスナー向けて次のように話している。 かつての深夜放送が.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}力(ちから)を持っていたのは、リスナー一人一人番組盛り立てていた部分大きかったように思う。私の力なんか微々たるものです。今のリスナーには喋り手ネームバリュー選んだり、何となくといった惰性聴くと言いたい丹念に良いDJを捜して聴いて欲しいですリスナーそういう気持ちなら、特徴あるDJ番組がもっと多くなっていくと思うんですよ。 — 糸居五郎

※この「生前最後の取材」の解説は、「糸居五郎」の解説の一部です。
「生前最後の取材」を含む「糸居五郎」の記事については、「糸居五郎」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「生前最後の取材」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「生前最後の取材」の関連用語

生前最後の取材のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



生前最後の取材のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの糸居五郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS