琉球藍製造
名称
琉球藍製造
<りゅうきゅうあい
せいぞう>
区分
選定保存技術
保持者
伊野波盛正
<いのは せいしょう>
(沖縄県)
保存団体
琉球藍製造技術保存会
<りゅうきゅうあいせいぞう
ぎじゅつほぞんかい>
(沖縄県)
解説
琉球藍製造は,沖縄の染織の藍染めに欠くことのできない原材料の製造技術である。リュウキュウアイ(キツネノマゴ科に属する低木状の草)の葉(葉藍)を水に浸して発酵させ,石灰水を加え撹拌し,藍の色素を沈澱させ,泥状の琉球藍を得る。染色技術者はこの藍を仕込んでさらに発酵させ,藍染めに使用する。
琉球藍製造には,良質な葉藍を育てる高度な栽培管理技術,栽培や製藍の過程での重労働に耐える強靭な体力と精神力,発酵状態や石灰水の量を見極める長年の経験と熟練を要する。
琉球藍製造
<りゅうきゅうあい
せいぞう>
区分
選定保存技術
保持者
伊野波盛正
<いのは せいしょう>
(沖縄県)
保存団体
琉球藍製造技術保存会
<りゅうきゅうあいせいぞう
ぎじゅつほぞんかい>
(沖縄県)
解説
琉球藍製造は,沖縄の染織の藍染めに欠くことのできない原材料の製造技術である。リュウキュウアイ(キツネノマゴ科に属する低木状の草)の葉(葉藍)を水に浸して発酵させ,石灰水を加え撹拌し,藍の色素を沈澱させ,泥状の琉球藍を得る。染色技術者はこの藍を仕込んでさらに発酵させ,藍染めに使用する。
琉球藍製造には,良質な葉藍を育てる高度な栽培管理技術,栽培や製藍の過程での重労働に耐える強靭な体力と精神力,発酵状態や石灰水の量を見極める長年の経験と熟練を要する。
琉球藍製造
主名称: | 琉球藍製造 |
ふりがな: | りゅうきゅうあいせいぞう |
認定区分: | 個人・団体 |
種別: | 工芸技術 |
選定年月日: | 1977.05.11(昭和52.05.11) |
解除年月日: | |
解説文: | 琉球藍は、本土の藍とは別種で沖繩で古くから栽培され、藍染の染料として使用されており、沖繩の伝統染織にとって欠かせないものである。沖繩は伝統染織の豊庫といわれるほど多彩な伝統染織の技法が伝承されているが、そのほとんど(例えば芭蕉布【ばしようふ】・紅型【びんがた】・宮古上布【みやこじようふ】・琉球絣【りゆうきゆうがすり】・紬【つむぎ】等)に琉球藍が使用される。 現在、この藍の生産は、沖繩県本部町伊豆味の近郷に限られるだけとなり、沖繩の伝統染織にとってきわめて貴重な存在となっている。 |
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