理子の周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:14 UTC 版)
清水 (しみず) 前作で閉店した町の書店「一伸堂」元店主。理子が自分の店を訪れた清水を見つけ「一伸堂」閉店の日を回想した後、理子と彼は吉祥寺の町に赴く。その最中彼は、町の本屋仲間の店に寄りたいと希望し、店主の須賀を理子に紹介する。 須賀 (すが) サブカル本を中心に扱う「一風堂書店」店主。清水とは町の書店組合での顔なじみ。理子たちが企画したブックフェアには当初難色を示したが、本屋のプライドを刺激され、イベントへの参加を決める。 尾崎志保 (おざき しほ) 「ペガサス書房」の元スタッフで、理子曰く「私の右腕のような存在」で文芸書の担当をしていた。ペガサス書房閉店後、規模の小さい「ブックスミズホ」に誘われ勤めていたが、売り上げが振るわず、店の閉店が決まる。理子が「新興堂書店」に連れて来たかったスタッフの1人。長谷部と同じく品揃えで大手勢にかなわないからという理由から、ブックフェアへの参加に難色を示したが、佐野の妥協案を受け入れてフェアに参加することを決める。理子に店の閉店のことを話した際に、新興堂書店にスカウトされたが、気持ちの整理が付くまで考えたいと回答を保留する。ブックスミズホ閉店後に一度帰省するが、物語の最後に新興堂の契約社員募集に履歴書を送って来ていることが判明する。 宮崎彩加 (みやざき あやか) 駅ビルに入居する大手書店の書店員。初対面の理子に「ペガサス書房に通っていた」などと話し、理子に一目置く部分がある。とてもおっとりした口調だが、理子たちが主催したブックフェアへの参加を店の上司に打診したり、話し合いの席で長谷部の店への評価をストレートに口にするなど、気の強い一面がある。フェアでは震災開催の書籍などを選書する。 浜本 (はまもと) サンロードの中規模書店の店長。ブックフェアに向けての話し合いでは、中立的なポジション。フェアでは児童書のブースを担当。 長谷部 (はせべ) 駅前の「くるみ書房」の店主。町の書店組合の理事。ブックフェアの開催には賛成だが、品揃えの都合を理由に参加を辞退しかけるが、宮崎の店に対するある指摘を聞いたことによって、本屋のプライドを刺激されてフェア参加を決める。 佐野和彦 (さの かずひこ) 南口にある大型の書店の文芸担当。吉祥寺の書店関係者の会合「吉っ読」にも積極的に参加している。ブックフェアの開催にも協力的で、フェアの選書などについてあっけらかんとした意見を述べた結果、話し合いをまとめるきっかけを作る。 相沢 (あいざわ) 書店と同じビルに入居するDIY工具店のオーナー。通称「理子を囲む会」の常連で最大の理子シンパとの噂がある。理子たちが主催したブックフェアへの協力を打診される。
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