現象による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:02 UTC 版)
多くの研究家が自らの分類を発表している。 移動 ある場所にあった物が別の場所に移動すること。例:カップアンドボール、アンビシャスカード、ウィングド・シルバー 消失 コインなど特定の場所にあった物が消えてしまうこと。カードマジックにおいては、特定のカードに挟んだカードが消えたりと、間接的に消すものが多い。例:カニバル・カード、自由の女神像の消失 出現 なかったはずのものが現れること。消失と対の関係にある現象。消失現象とよく組み合わされる。例:マイザーズ・ドリーム、ハト出し 変身 ライオンが美女に変わるなど、人物が別のものに変わること。変身にかかる時間が短いほど効果的。脱出術とよく組み合わされる。 変化 コインやカードが変化すること。ハーフダラーがペニーに変化したり、カードを弾くと一瞬で違うカードになるなど。特に物体の色を変化させることをカラーチェンジという。例:スター・ゲイザー、スペルバウンド 復元 破いたり、燃やしたカードや紙幣を元通りに戻すこと。例:リストアカード 貫通 コインにタバコを通すなど、本来通り抜けないはずの物同士を通り抜けさせること。例:チャイナリング、万里の長城の通り抜け、クレイジーマンズ・ハンドカフス 浮揚 ハンカチや紙幣、ケーン、ボール、人体などを空中に浮遊させ、自由に動き回らせる。例:カードフロート、ダンシングケーン 透視 目に見えないはずのものを言い当てる。人が思ったことを当てる場合は読心術となる。例:Out of Sight-Out of Mind、ブック・テスト 念動 物体に直接触れずに動かす。例:ホーンテッド・デック 予言 これから起こる出来事を予知してみせる。例:オープン・プレディクション、ギリガンの予言
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