現代文化における蛇と梯子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 07:18 UTC 版)
「蛇と梯子」の記事における「現代文化における蛇と梯子」の解説
日本語の「振り出しに戻る」と同じ意味を持つ「back to square one (英語版)」という英語のフレーズは、「蛇と梯子」ゲームに由来するか、少なくとも影響されたと考えられている。現在知られている出版物における最初の引用に1952年の英国の出版物Economic Journalがある。「彼は、蛇と梯子の一種の知的ゲームで常に1マス目に戻される読者の関心を維持する問題を抱えている」ただし、「蛇と梯子」ゲームにおいて1マス目に戻るように蛇がマス同士を繋げているのは少ない。 サルマン・ラシュディの小説『真夜中の子供たち』では重要な暗喩としてこのゲームが登場する。 スティーヴン・バクスターの小説『虚空のリング 上』では、登場人物のリゼールが幼い頃に、升目が百万もあるもの、クネクネとした蛇や幅の広い梯子があるもの、精妙な細工が施された半人半蛇の住民がいるもの、蛇族と梯子族の国と歴史を持つ盤上などをバーチャル上で作り遊んでいた。 テレビアニメ『スポンジ・ボブ』の「Sailor Mouth」というエピソードでは、「Eels and Escalators」(ウナギとエスカレーター)という「蛇と梯子」のパロディが登場する。 Snakes&Lattes(英語版)はカナダのトロントに本拠を置くボードゲームカフェチェーンで「蛇と梯子」にちなんで名付けられた。
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