現代文化における火吹き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 08:28 UTC 版)
音楽界においては、とりわけヘビーメタル・ブラックメタルのようなシーンにおいて演出に用いられる。これらは、その生い立ちからスタントとしての性格を持ち合わせているからである。メタル系音楽における火吹きの創始者は、QuorthonやBathoryが考えられる。Quorthonにおいては1988年以前のプロモーション画像に火吹きが確認されるという。Bathoryの公式サイトによれば、「Quorthonは火吹きのパフォーマンスが、彼らの音楽よりもメディアの大げさな反応を招いたことにより、彼らは火吹きを止めることになった」という。1990年代の北欧ブラックメタル界においては、Bathoryに倣った無名のバンドによる火吹きが流行していた。それらのプロモーションビデオはいくつも確認されている。また、日本でのfire performance artistの一人に元火付盗賊のメンバーairaがいる。彼もポイやスタッフ等の道具を操りながらも古典的な技である火吹きや火喰いを好んで行っている。
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