現代ギリシア語文法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:43 UTC 版)
名詞は男性・女性・中性の3つの性と、単数・複数の2つの数と、主格・呼格・属格・対格の4つの格によって語尾が変化する。 動詞は単数・複数の2つの数と、一人称・二人称・三人称の3つの人称と、完結相・非完結相・完了相の3つの相と、過去・現在・未来の3つの時制と、能動態・受動態の2つの態と、直説法・接続法・命令法の3つの法から成る。また、他のバルカン言語連合と同様に不定詞が廃れている。辞書の見出し語は古代ギリシア語同様に直説法能動態一人称単数現在である。 古代ギリシア語からの変化として与格が消滅し、完結相と非完結相の分化が進み、迂言形が発達した。また語順に規制的な拘束性が増した。
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