献血カード「愛-Ca(アイカ)」の導入
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「献血」の記事における「献血カード「愛-Ca(アイカ)」の導入」の解説
詳細は「献血カード」を参照 2006年10月から、献血手帳に替わり磁気記録式の献血カードが導入された。札幌、山梨、岡山の各血液センターでは2006年8月に手帳を廃止し、献血カードを先行導入した。その他の血液センターは2006年10月に献血カードへ移行した。献血カード導入以前の献血手帳の情報は献血カードへ移し変えることができる。 カードに4桁の暗証番号を設定し、本人確認を行うことになっていたが、2014年5月以降は、指静脈による生体認証が順次導入されている。 カード裏面は、上段から献血者コード番号、献血者氏名(姓・カタカナ表記)、献血者氏名(名・カタカナ表記)、献血回数、血液型(ABO式、Rh式)、直近3回分の献血履歴(日付、献血方法、採血センター名、本人確認区分)、献血方法別の次回献血可能日、表彰・顕彰の記録、最新献血センター名、最新献血センターの電話番号が表示されている。この表示は献血を行うごとに毎回書き換えられるようになっている。ほか、専用リーダーのみで読み出し可能な磁気情報で住所・漢字表記の氏名・生年月日が記録される。 北海道ではこれ以前の1998年から献血カードが導入されていた。暗証番号は設定されてはいなかったものの、カード裏面にさまざまな情報が記録されることはまったく同じであった。当時はその他の地域では献血手帳が用いられていたため、その献血カードは北海道内でしか使用できないものであり、他都府県で献血カードを出した場合は献血手帳が発行されていた。 2011年10月3日から複数回献血クラブ(ラブラッド)会員はオリジナル献血カードに変更が可能になった。
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