献血の是非
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 10:05 UTC 版)
「LGBTに関連した医療テーマ」の記事における「献血の是非」の解説
上記の問題と付随して、献血において同性愛者(とくに男性同性愛者)の献血を何らかの形で禁止している国が多く存在する。日本においても同性愛者である場合献血を拒否する設問が設けられている場合が多いが、一方でこれを同性愛者差別であると見る向きや、不特定多数もしくは感染リスクの高い性交渉の有無ではなく「同性間の性交渉の有無」のみを対象にしていること 、つまり異性間接触でもHIVリスクはあり、またその性交渉の仕方についても感染リスクが大きく左右されるにもかかわらず、同性間で性交渉をおこなっただけでそれらを一切加味せずに拒否されていることなどを問題視する向きもある。海外においては日本と同様に拒否する通達や法制度を行っている国も多いが、一方でこれらの国でも日本と同じように同性愛者団体等が反発している。またイタリアでは同性愛者の献血は承認されており、タイでは同性愛者、異性愛者関係なしに、ハイリスクの献血者をはじくような設問に変更されている。
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