特急たざわ観光バス衝突事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「特急たざわ観光バス衝突事故」の解説
1990年(平成2年)10月30日 17時40分ころ(踏切障害事故) 田沢湖線盛岡 - 大釜間の谷地踏切で、踏切上で立ち往生していた岩手観光バス(現在は岩手県交通に吸収合併)の観光バスに、盛岡発秋田行き特急「たざわ19号」(485系電車5両編成)が100 km/hで衝突。「たざわ」の車両は脱線はしなかったものの、観光バスは200 m先の水田に飛ばされ大破した。この事故でバス運転士とバスガイドの2人が死亡、「たざわ」の乗客8人が負傷した。 原因は観光バスが狭い道幅の踏切を渡ろうとして、踏切を渡りきれずに立ち往生したことによる。さらに踏切の手前の盛岡寄りの線路がカーブになっていて見通しが悪かったことも事故の遠因になった。 現場の谷地踏切は秋田新幹線の工事に合わせて撤去され、谷地跨線橋の建設により立体交差化された。
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