蓄熱
蓄熱(ちくねつ)とは、熱を蓄えることである。最大需要時に蓄えを利用することで、熱源設備の容量を縮小することができる。また、移動施設においては蓄えた熱のみで対応し熱源設備の設置または運転を不要にできる。
家庭内での貯湯式給湯器・製氷・保冷剤によるクーラーボックスの保冷は、蓄熱の身近な例である。熱を蓄えるために使用される媒体は、蓄熱槽の水(氷)・潜熱蓄熱材・地中・建物の躯体など様々である。
夜間電力利用
電力料金の安い夜間に冷熱・温熱を蓄え、昼間の熱負荷の大きな時間帯に利用するものであり、初期投資は大きくなるがライフサイクルコストは安くなる。
冷凍応用
関連項目
外部リンク
参考文献
- 「特集 : 蓄熱技術の進展とその応用」『冷凍』Vol.82 No.955 日本冷凍空調学会
熱エネルギー貯蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:53 UTC 版)
詳細は「蓄熱」を参照 熱貯蔵(蓄熱)は、後で使用するために一時的に熱を蓄えるか、または熱を除去することである。例えば、太陽熱を日中に集め、夜間の暖房などに使用する。実際にはこの逆で冷房のための蓄熱利用の方が多い。夜間の安価な電力で氷を作り、それを日中の冷房に利用するといった方式がある。
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