無人配送車「R1」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 20:23 UTC 版)
「ニューロ (企業)」の記事における「無人配送車「R1」」の解説
2018年1月最初の無人配送用自動運転車「R1」を発表。これは集配所から配達先までの近距離ラストワンマイルの運用を想定した小型電気自動車である。LiDARなどのカメラやセンサーを搭載し、信号機や通行人を検知して最高速度40km/hの自動運転走行を実現しているが、前述の通りラストワンマイルを想定してハイウェイ走行を想定しないため遠くまで見通せるセンサーなどの高価なパーツを用いないことでコストダウンをはかっている。車高は1.8m程度だが車幅を一般的なセダンの約半分として超軽量の素材を用いることで車重は680kgに抑えられている。この車重の多くはバッテリーが締めているという。車内は人間が乗ることを想定していないため運転席やエアバックやシートベルトなどの装備はオミットされ車内には積荷スペースが最大限に確保されている。この積荷スペースは前後2つに分割されており食料品や日用品、花屋のブーケや鉢植え、洗濯物など目的によってカスタマイズができ、食料品用バッグなら前後それぞれ6個の合計12個収納できる。2019年6月よりヒューストンの公道で行われているドミノ・ピザの配達実験には第2世代自動運転テスト車「R2」が用いられている。
※この「無人配送車「R1」」の解説は、「ニューロ (企業)」の解説の一部です。
「無人配送車「R1」」を含む「ニューロ (企業)」の記事については、「ニューロ (企業)」の概要を参照ください。
- 無人配送車「R1」のページへのリンク