点滅箇所の修正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:36 UTC 版)
赤・青などの原色を用いた背景の激しい切り替えや、強いストロボは1990年代以前からアニメ・ゲームの演出として多用されていた。そのため、本事件の発生以降、他のアニメ・ゲーム作品でもそういった点滅シーンが避けられるようになり、違うものに差し替えられるなどの対応が行われたり、アニメ作品のビデオ化・DVD化などの場合、パカパカ以外の点滅シーンが使用された。旧作のアニメでは爆発や相手にショックを与える場面などで点滅シーンが多用されていたものが、リメイク作では点滅を一切使用しないよう配慮されている。東映制作の特撮作品である『仮面ライダーBLACK』のDVD化の際にも、バンダイのテレビパワー玩具用に制作された点滅シーンで減光処理が施された。 ポケモンショック以前のアニメ作品の再放送や、映像ソフト化に当たって再編集が行われていることがあり、該当場面で突然画像が一時停止したりコマ送りになるなど不自然な編集も余儀なくされていた。また、アニマックスやキッズステーションなどのアニメ専門チャンネルでの再放送や、バラエティ番組でのアニメ作品の紹介では、再編集が行われていないケースもあり、パカパカの点滅シーンを使用するケースが多い。 ゲームソフトに関しては、点滅表現が使用されているものについては回収などの措置は取られていない。ただし、リメイク作品や過去の作品が配信される場合、点滅表現が単色画面に変更もしくはそれ自体が削除されるなどの対応が採られている。一例として、Wii、Wii U、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されたソフトの一部で点滅シーンの再現が差し換えられており、この中にはポケモンの制作を担当したゲームフリーク制作ソフトである『パルスマン』が含まれている。
※この「点滅箇所の修正」の解説は、「ポケモンショック」の解説の一部です。
「点滅箇所の修正」を含む「ポケモンショック」の記事については、「ポケモンショック」の概要を参照ください。
- 点滅箇所の修正のページへのリンク