火災とその後(1981年 - 1984年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 09:18 UTC 版)
「半田市立図書館」の記事における「火災とその後(1981年 - 1984年)」の解説
1981年(昭和56年)4月1日から10日までは10日間は蔵書点検などを行う特別整理期間として休館中だったが、4月9日夜には原因不明の火災が発生。本館は全焼し、一般書・児童書・参考図書の大半である約3万冊が焼失するか消火活動で濡れ濡れとなった。耐火壁の内側にあった郷土資料や、別館の器具庫にあった和装本・閉架書庫の図書などは被害を免れている。なお一般住宅への類焼はない。 火災後には区長会を中心とする献本運動が行われ、市民から多くの図書が寄贈された。5月11日には堀崎町2-11-1の旧愛知食糧事務所半田支所庁舎を仮設館として図書館業務を再開した。旧愛知食糧事務所の建物は木造2階建であり、開館当初は火災後に購入した児童書約6,000冊、一般書約9,000冊が配架された。1階に一般書・児童書・雑誌が置かれ、受付カウンターが配置された。2階に参考図書・新聞が置かれ、約10脚の閲覧机と事務室があった。一般開架書架は中古のスチール書架を用い、備品の購入は最小限にした。
※この「火災とその後(1981年 - 1984年)」の解説は、「半田市立図書館」の解説の一部です。
「火災とその後(1981年 - 1984年)」を含む「半田市立図書館」の記事については、「半田市立図書館」の概要を参照ください。
- 火災とその後のページへのリンク