1981年 - 1984年
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「ミニ (BMC)」の記事における「1981年 - 1984年」の解説
(通称MK V) 通常のミニを「ミニH/L」に名称変更。クラブマンシリーズのダッシュボードとメーター周りが流用される。10インチホイール+フロントドラムブレーキの組み合わせはこの時期までとなる。 1981年にはニュージーランドで、ジェフ・マーフィー監督の『明日なき疾走』( Goodbye Pork Pie) というロードムービーにミニが出演した。しかし、この頃には輸出市場におけるミニの人気は低下し始めており、南アフリカやオーストラリア、ニュージーランドでの生産はこの頃までに全て中止となった。ニュージーランドではミニの生産ラインを、当時新たに人気が出ていたホンダ・シティの生産に切り替えた。 1983年、日英自動車が正規輸入元となり、いわゆるディーラー車の販売を開始する。 1980年代を通じてイギリス市場では数多くのスペシャル・エディションが発売され、これによってミニは大衆市場向けの製品からファッショナブルなアイコンへと役割を変えていった。現在ミニブランドがBMWの所有となっており、それに対してBMCの残りの部門がローバー・グループとしてまとめて売却されたのは、ミニが持つこのイメージのためであるとも言える。 人気が高いミニは、一方ではレトロスタイルのモチーフとしても捉えられており、日本の自動車メーカーによってミニを模倣した多くの車が生み出される元となっている。
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