海軍艦艇・干珠の自沈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 10:07 UTC 版)
「保高 (海防艦)」の記事における「海軍艦艇・干珠の自沈」の解説
7月2日、保高は海防艦伊王、奄美、第13号海防艦と共に機雷敷設艦常磐を護衛して舞鶴を出港し、4日に大湊に到着。5日、第二海防隊に編入。 8月8日、保高は海防艦干珠と共に舞鶴を出港し、朝鮮半島へ向かう輸送船団の護衛にあたる。8月15日の終戦時は元山に所在。同日夕方、保高は干珠と共に舞鶴へ向かう輸送船団を護衛して元山を出港。干珠を先頭に、それに保高が続く縦隊で港口通過中、干珠の艦尾にソ連軍機が航空敷設した機雷が触れて爆発。保高は干珠を曳航して反転したが、北方よりソ連の巡洋艦2隻が元山へ接近しているとの報を受ける。干珠ではこれを受けて軍艦旗降下と総員退去および注水弁(キングストン弁)開けが発令され、乗員は保高に収容された。船団の出港は延期され、触雷による負傷者は元山の陸軍病院へ搬送された。干珠は.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度10分 東経127度27分 / 北緯39.167度 東経127.450度 / 39.167; 127.450の元山港石炭埠頭東北東450メートル地点付近で自沈した。16日朝、保高は輸送船団を護衛して元山を出港し、20日に舞鶴に到着。保高は同日出港し、21日に大湊に到着した。 25日、横須賀鎮守府第一予備海防艦に定められる。11月30日、海軍省の廃止に伴い除籍された。
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