海外モバイル
海外モバイルとは、自分のノートパソコンを海外へ持参し、ホテルやホームステイ先などの施設からインターネットへ接続することの総称である。
海外においては、日本国内とは通信環境が一致しないのが通常であるので、国内で利用できた通信環境そのままではインターネットに接続することができない(例えば電源電圧は、日本では100ボルトであるが、欧州では200ボルト超となっている。100ボルト対応機器を200ボルトの電源につなげば、まず壊れる)。そのため、現地で採用されている規格や方式へ端末を接続できるようにするための変換器(アダプタ)などが必要となる。
海外モバイルのために必要となる器具としては、例えば電源プラグ変換アダプタ(電源を利用可能にするもの)、電話プラグ変換アダプタ(電話回線を使用可能にするもの)、モデムセーバー(電話回線をチェックするもの)などがある。これらは渡航先の方式に対応するようそれぞれ選定し、一式をそろえる必要があるが、渡航先別に基本パックを揃えて販売している企業もある。
(一式の例)
なお、インターネットに接続するためにはインターネットサービスプロバイダー(ISP)と契約する必要があるが、これには(1)国内でインターネットサービスプロバイダーと契約して「海外ローミングサービス」を利用する方法、あるいは(2)渡航先でインターネットサービスプロバイダーと契約する方法がある。ちなみに、海外でのインターネット接続方法としては、電話回線を利用したアナログモデムでの接続が最も成功しやすく、ADSLや無線LANといった他の方式では成功率が極端に低くなるといわれている。
※画像提供 / 株式会社デバイスネット
参照リンク
デバイスネット(海外モバイル用アイテムの販売)
- 海外モバイルのページへのリンク