洋ぽんとは? わかりやすく解説

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洋ぽん

読み方ようぽん
別名:WX310SA

洋ぽんとは、三洋電機製発売した携帯端末で、WILLCOM提供している「AIR-EDGE PHONE」(AirH" Phoneサービス対応している端末通称、あるいは愛称である。

すでに京セラ発売したWILLCOM端末に「京ぽん」という呼び名定着しておリ、洋ぽんもそれにならって命名され呼称である。元来は「AIR-EDGE PHONE」が訛って味ぽん」となり、「三洋味ぽん」という意味で「洋ぽん」となったとされるちなみに同じ日には京セラから「京ぽん2」(正式にWX310K)が発売されている。WX310SAデザイン穏やかに丸み帯びた形状をしており、京ぽんシリーズ直線的なデザインとは好対照をなしている。

洋ぽんも京ぽん同様にハイエンド端末として登場した。洋ぽん第一号となる「WX310SA」は、WILLCOM端末として初めJavaアプリケーション対応している最大128kbpsの高速パケット通信と、フルブラウザ「NetFrontv3.3」で、Web接続することができる。NetFrontv3.3はタブブラウザであり、最大3つのタブ同時に開くことができる。サブメニューからinfoseek提供している英文翻訳利用するともできるようになっているまた、ドキュメントビューアとよばれるアプリケーション用いればWordExcelPowerPointPDFなどのファイル閲覧することが可能になっている。

洋ぽんWX310SA大きな特徴として、USBケーブル付属していることを挙げることができる。端末USBケーブル接続してパソコン接続すれば、データ転送端末充電も可能となる。


参照リンク
WILLCOM WX310SA(SANYO)
WILLCOM WX310SA(WILLCOM)
通信キャリアのほかの用語一覧
ウィルコム:  WILLCOM 03  WILLCOM CORE  WILLCOM  洋ぽん
ソフトバンクモバイル:  iPhone 3G  コミックLIFE  みまもりケータイ

WX310SA

(洋ぽん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 09:03 UTC 版)

ウィルコム WX310SA
プログレッシブレッド(左)とシルバーミスト(右)2005.12.29撮影
キャリア ウィルコム
製造 三洋電機
発売日 2005年11月25日
概要
CPU SH-Mobile3A (SH7326 133MHz)
音声通信方式 PHS
(1.9Ghz)
データ通信方式 PHS
形状 折りたたみ型
サイズ 99 × 50 × 24.5 mm
質量 120 g
連続通話時間 約6時間
連続待受時間 約500時間
充電時間 充電台経由 約2時間/USBケーブル経由 高速約3時間&低速約22時間
外部メモリ miniSD
日本語入力 Advanced Wnn V1.2
赤外線通信機能
Bluetooth
備考 スケーラブルフォント使用
メインディスプレイ
方式 半透過型TFT液晶ディスプレイ
解像度 320×240ピクセル
サイズ 2.4インチ
表示色数 262,144色
サブディスプレイ
方式 液晶
解像度 88×12ピクセル
サイズ
表示色数 モノクロ
メインカメラ
画素数・方式 130万画素CMOS
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
シルバーミスト
プログレッシブレッド
グレイスフルホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

WX310SAは、ウィルコム向けに供給された三洋電機(大阪、現・京セラSANYOブランド)製PHSAIR-EDGE PHONE)端末である。H-SA3001Vの後継機種。ユーザーにより「洋ぽん」等の愛称がつけられている。

概要

三洋電機製端末では最初で最後のフルブラウザ搭載(NetFront搭載)、PHS端末では初となるJava(MIDP2.0)を搭載。プリセットアプリ(ゲーム)「スーパーパズルボブル(提供はタイトー)」があらかじめインストールされている。

メールなどの文字入力では、ポケベル入力機能も搭載。Web ブラウザにおいては、iモード向けに作られたWebページを表示するために、iモード絵文字と互換性を持った252個の絵文字も搭載されている。この252個の絵文字には後述するウィルコム(旧・DDIポケット)独自の「絵文字」と区別するために「Web入力用絵文字」という名前がつけられている。

基本的にこの「Web入力用絵文字」は、その名前からも解るように、Web ページ閲覧や、Web ページにおける文字入力のための絵文字だが、ライトメールで使用することは可能。Eメールに使用して送信した場合は、受信者が同じウィルコムの電話機だったとしても、受信者側ではこの「Web入力用絵文字」は表示されないし、文字化けを引き起こすこともある。(ただし2007年11月以降にウィルコム内部で順次始まったEメール設備に対する工事[1]後、ウィルコムの一部の利用者間では、受信者側でも「Web入力用絵文字」が文字化けせずに表示されるようになっている。)

なおウィルコム独自の「絵文字」は基本的にはウィルコム同士の端末でしか使用できない。パソコンにこの「絵文字」使用した場合には、括弧で囲まれた英数字に変換されてから相手に送信される。(例えばハートの絵文字なら<#HEART>という文字列に変換されて相手に届く。) 一方、「Web入力用絵文字」はiモード対応携帯電話へならメールで送信することが可能。かつては携帯電話相手でも同様だったが、2008年1月22日にはNTTドコモau、2008年3月18日にはソフトバンクモバイルとその回線を使用するディズニー・モバイルとの間で絵文字を相互にやりとりすることが可能となった。

130万画素カメラ(QRコード対応)、ICレコーダ、ドキュメントビューア、miniSDカードスロットを内蔵。メール、電話帳、スケジュール、インターネットのブックマーク(お気に入り)のバックアップも搭載。USBマスストレージクラスに対応し、miniSDカードリーダーとしても使用出来るようになっている。2x、4xパケット通信にも対応。

三洋電機は本機種以後新規端末が出ないまま、2008年3月に携帯電話事業から撤退したため、本機種が最終機種となった。京セラSANYOブランドでも出ていない。

付属品

  • 電話機
  • 充電器
  • 電池パック
  • USBケーブル
  • CD-ROM
  • 取扱説明書(保証書付き)

沿革

  • 2005年7月28日 TELEC(財団法人テレコムエンジニアリングセンター)において認証
  • 2005年9月7日 JATE(財団法人電気通信端末機器審査協会)による審査を通過
  • 2005年9月27日 発表
  • 2005年11月25日 発売
  • 2006年1月18日 ファームウェアVer1.10 公開
  • 2006年2月24日 新色「グレイスフルホワイト」発売
  • 2006年4月6日 ファームウェアVer1.20 公開
  • 2006年8月2日 ファームウェアVer1.30 公開
  • 2008年3月5日 ファームウェアVer1.40 公開

脚注

  1. ^ [1]

関連項目

外部リンク



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