浜クロピー【ハマクロピー】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8366号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | 浜クロピー よみ:ハマクロピー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 日東農産種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市南区唐沢32番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武居俊雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,ヨーロッパから導入した品種の選抜系統に埼玉県で栽培されている早生品種を交配して育成されたものであり,未熟果は紫色で果形はベル形の辛味の発現が無い青果用品種である。草丈及び分枝開張度は中,分枝性はやや密,第1分枝の節位は中,角度はやや狭,節間長,枝の強度及び腋芽の発生は中である。葉色は緑,大きさは中,葉柄の長さはやや短である。未熟果の果色は紫,成熟果の果色は赤,果の着生は節成り,着果の向きは下向き,果形はベル形,果肉の厚さ及び果の大きさは中,長さは長,太さは太,果頂部の形は凹,果面のシワは中,心室数は一般に3,果のアントシアニンは多,光沢は中,果面の条溝の深さは浅,果柄の強さは中,帯離れはやや難,果皮の硬さは中,果の辛味の発現は無,着果数はやや少である。早晩性は中,TMV抵抗性は強である。「大宮紫」と比較して,果形がベル形であること,果が大きいこと,果頂部の形が凹であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に育成者のほ場(長野県茅野市)において,ヨーロッパから導入した品種名不詳の品種の選抜系統に埼玉県で栽培されている品種名不詳の早生品種を交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「パープル」であった。 |
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