浜御光【ハマゴコウ】(草花類)
登録番号 | 第11482号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 浜御光 よみ:ハマゴコウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮野喜久夫 | |
品種登録者の住所 | 静岡県浜松市呉松町3693番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮野喜久夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「麦秋」に「翔光」を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のやや大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さは中、色は褐、強さは強、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長はやや短、葉幅はやや狭、葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻はやや深、表面の色及び裏面の色は濃、毛じの多少はやや少、光沢度は強、厚さは中、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無である。花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は極少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形はさじ弁、先端の形は丸い、花弁の長さは中、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2704)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや小、花首の太さはやや太、長さは極短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性はかなり早である。「麦秋」と比較して、茎が細いこと、たく葉が殆ど無であること等で、「松風の夏」と比較して、花弁の形がさじ弁であること、外花弁の表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県浜松市)において、「麦秋」に「翔光」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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