浅草ストリップのはじまり
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1945年(昭和20年)8月15日 - 第二次世界大戦が終結、日本が復興に向うとともに、常盤座も復興に向かった。 1948年(昭和23年) - 常盤座は、日本で初めて踊りを取り入れたストリップショーを開催、浅草六区のストリップ興行の嚆矢となった。 1965年(昭和40年) - 松竹は常盤座の経営を劇場子会社の中映に移管し、同劇場を「トキワ座」に改称した。 1984年(昭和59年) - 休館となった。閉鎖された正面入口には、自動販売機が立ち並んだ。 1987年(昭和62年) - 「おかみさん会」の世話で、演劇や音楽ライヴ等の会場として同劇場は復活。 1989年(平成元年) - アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの来日公演、同年2月19日にはBO GUMBOSの公演が行なわれた。同年6月3日 - 6日には関根勤主宰の「カンコンキンシアター」の旗揚げ公演とされる『カンコンキンのびっくり箱』が行われている。 1991年(平成3年)2月6日 - 7日、ラモーンズの来日公演(倒産したMZA有明の代替公演として)が行なわれた。 また同年5月17日には少年ナイフ、9月7日にはThe ピーズのライヴが行われており、その模様は「SPACE SHOWER ARCHIVE 少年ナイフ LIVE 9105」(少年ナイフ)「Live Video 常盤座」(Theピーズ)で見ることができる。 俳優の石坂浩二が主宰する劇団「劇団急旋回」は、1989年 - 1991年の間、『ユノーの休日』(1989年)、『アリン・カングリ』(1989年)、『ドンナ・ドッチ綺譚』(1990年)、『SAH・LA・VA〜然らば〜』(1991年)と毎年、常盤座で公演を打った。 1991年末 - 再開発のために閉鎖となり、104年の歴史に終止符を打った。やがて跡地はROX3となった。
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