浄楽寺・七ツ塚古墳群
名称: | 浄楽寺・七ツ塚古墳群 |
ふりがな: | じょうらくじ・ななつづかこふんぐん |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 広島県 |
市区町村: | 三次市高杉町 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1972.10.12(昭和47.10.12) |
指定基準: | 史1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | 昭和50.02.07 |
解説文: | S47-5-107浄楽寺・七ツ塚古墳群.txt: 中国山地にある[[三次]みよし]盆地周辺は、中国地方有数の古墳の密集地帯である。浄楽寺・七ツ塚古墳群は、そのうちでも最大規模をもつ古墳群の一つで、三次盆地の南東部、馬洗川の支流美波羅川西岸にある比高30~40メートルの丘陵上に分布する。北の浄楽寺古墳群は、前方後円墳4基と円墳119基が現存している。南の七ツ塚古墳群は、前方後円墳1基と円墳51基、計52基が現存している。主体部は、調査されたものでは粘土郭と箱式棺があり、別に横穴式石室の開口しているものもある。この浄楽寺・七ツ塚古墳群は、中国山地に数多く分布する群集墳の典型的なものの一つである。 |
史跡: | 浄光明寺境内・冷泉為相墓 浄妙寺境内 浄智寺境内 浄楽寺・七ツ塚古墳群 浄瑠璃寺庭園 浅野長矩墓および赤穂義士墓 浅間古墳 |
浄楽寺・七ツ塚古墳群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 22:15 UTC 版)
浄楽寺・七ツ塚古墳群 | |
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浄楽寺・七ツ塚古墳群 | |
所在地 | 広島県三次市高杉町・小田幸町 |
位置 | 北緯34度45分49秒 東経132度53分56秒 / 北緯34.76361度 東経132.89889度座標: 北緯34度45分49秒 東経132度53分56秒 / 北緯34.76361度 東経132.89889度 |
形状 | 前方後円墳.円墳.方墳 |
規模 | 直径55m,31mなど |
築造時期 | 古墳時代中期から後期(5~6世紀) |
浄楽寺・七ツ塚古墳群(じょうらくじ・ななつづかこふんぐん)は、広島県三次市高杉町および小田幸町にある二つの古墳群である。国の史跡に指定されている。
概要
北側の浄楽寺古墳群は、高さ6メートル、直径55メートルの円墳など、帆立貝型古墳1基、円墳97基、方墳18基の合計116基の古墳によって構成されている。
浄楽寺古墳群南側の約116メートルのところにある七ツ塚古墳群は、直径31メートルの前方後円墳のほか、帆立貝型古墳2基、円墳55基、方墳2基の合計60基の古墳によって構成されている[1]。
馬洗川の南岸標高30 - 40メートルの丘陵地にあたる。埋葬施設、出土遺物から、古墳時代中期から後期(5~6世紀)のものと推定される。
三次盆地は古墳の密集地域で、両古墳群は最大規模を誇るものである。周囲約30ヘクタールは広島県立みよし風土記の丘遺跡公園として整備されており、県立歴史民俗史料館がある。世羅町から移築された旧真野家(しんのけ)住宅は、国の重要文化財に指定されている。
交通アクセス
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線、神杉駅から徒歩で15分
- JR三次駅から備北交通バスで20分、「風土記の丘」停留所下車から徒歩で1分
- 中国自動車道、三次インターチェンジから車で10分、国道375号経由
脚注
関連項目
外部リンク
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