七ツ塚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:38 UTC 版)
七ツ塚(ななつづか)は、名古屋市緑区桶狭間北2丁目(旧有松町大字桶狭間字武路)にある史跡である(北緯35度3分28.2秒 東経136度58分15.5秒 / 北緯35.057833度 東経136.970972度 / 35.057833; 136.970972)。桶狭間の戦いで今川義元が戦死し織田方が勝利したことを受け、織田信長は村人に命じて武路山の山裾に沿い7つの穴を等間隔に掘らせ、そこに大量の戦死者を埋葬させたという。このうちふたつ(七ツ塚・石塚)が後年まで原型をとどめ、これを取り壊すものは「たたり」に遭うという言い伝えから長らくそのままにされていたが、1989年(平成元年)の区画整理の折りに内のひとつが整備され、碑も建立されて現在に至る。 なお、合戦とは本来関わりなく、経塚のように宗教的作善目的で建立されたとする見解もあり、こうした場合の建立時期は戦国時代以前にさかのぼる可能性もあるという。
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