波と海浜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 15:51 UTC 版)
「ハンティントンビーチ」の記事における「波と海浜」の解説
スポンサーのあるサーフィン行事は別としても、ハンティントンビーチにはカリフォルニア州さらにはアメリカ合衆国でも最良のサーフィン適地がある。北西、西、南西および南に4つの海浜がある。北西海浜はボルサ・チカ州立海浜であり、長さ3.3マイル (5.3 km) ある。西海浜は「ザ・クリフス」あるいは「ドッグビーチ」と呼ばれる。南西海浜は桟橋より北の全てのものと考えられ、ハンティントンビーチ市が運営している。南海浜は桟橋より南の海浜であり、ハンティントン州立海浜が中心で長さは2.2マイル (3.5 km) ある。ほぼ真南を向いている。 ボルサ・チカ州立海浜はカリフォルニア州、公園レクリエーション局およびボルサ・チカ州立海浜救助隊が運営している。この海浜は大変狭く、砂は大変粗い。ボルサ・チカは冬季に北西から西よりの波が良好になる。夏の間は南から南西よりの波が大変急な角度を作る。海浜の底の地形のために、ボルサ・チカの波は速度が緩み、柔らかく砕けるようになる。ここではロングボードが適している。 「ザ・クリフス」あるいは「ドッグビーチ」も人気有るサーフィン・スポットである。海浜は非常に狭く、高潮のときは海面下に隠れる。ここの冬季の波はボルサ・チカより良好である。夏の波は南から南西よりの波であり、貧弱に砕けることも多い。ロングボードが適しているが、ショートボードでも良い時がある。この地域ではイルカを観察できる。 ハンティントンビーチ桟橋の南北にある海浜は細かい砂の砂州であり、年間を通じて形を変えている。南側は夏に人気のあるサーフィン・スポットだが、北側は冬のスポットである。桟橋の近くでは波や砂州の形状に依存している。ここではショートボードが適している。 ハンティントン州立海浜とも呼ばれる南海浜は、すべて南からの波が押し寄せる海岸である。ここはカリフォルニア州、公園レクリエーション局およびハンティントン州立海浜救助隊が運営している。この海浜は大変広く、砂が多い。春から秋にかけて砂州が劇的に動き、南、西、南西からの波との組合せで最良のサーフィン条件が作られる。海浜の南端にサンタアナ川桟橋があるので、大きな砂州が全体に大きく拡がり、波は極端に速く崩れ中空を作る。この海浜でのベストシーズンは夏と秋である。ショートボードが適している。 カイトサーフィンも人気があり、桟橋の北西ではよく目にすることができる。 毎年2月の第1日曜日にサーフシティUSAマラソンとハーフマラソンが開催されている。
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