法藏館書店とは? わかりやすく解説

法藏館

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 14:15 UTC 版)

株式会社法藏館
Hozokan Corp.
種類 株式会社
本社所在地 日本
600−8153
京都府京都市下京区正面通烏丸東入廿人講町20番地
設立 1970年(昭和45年)
1850年(嘉永3年)創業
業種 情報・通信業
法人番号 4130001018735
事業内容 仏書の出版
代表者 西村明高(代表取締役社長)
資本金 1000万円
従業員数 26名(2020年11月1日現在)
主要子会社 株式会社法藏館書店
外部リンク https://pub.hozokan.co.jp/
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株式会社法藏館(法蔵館、ほうぞうかん)は、京都市下京区正面通烏丸東入にある、老舗仏教出版社慶長7年(1602年)創業の仏教書肆・丁子屋の流れを汲む[1][2]。歴代当主は、西村七兵衛を襲名している(現在は五代目)。

浄土真宗の仏教書を基点に、多くの宗派・学問的立場に拠る仏教書全般を出版している。特に真宗大谷派式務部により編集された出版物の発行や、同部が校閲した出版物を発行するなど、大谷派(東本願寺)とのつながりが深い。令和元年(2019年)「法蔵館文庫」刊行が始まった。

歴史

初代西村七兵衛は天保2年(1832年9月19日江戸時代初期より続く老舗仏書肆丁子屋西村九郎右衛門の十代目の三男[3]として生まれた[1][2]

嘉永3年(1850年)暖簾分けして丁子屋七兵衛を名乗り、上珠数屋町東洞院西入ルに店舗を構えた[1]

明治2年(1869年)頃、雲華堂(雪華堂?)と号する[1]

明治18年(1885年泉涌寺長老佐伯旭雅により『無量寿経』の一節「爲衆開法藏」より法藏館と命名された。

昭和45年(1970年)株式会社法藏館を設立し、西村明(後の五代西村七兵衛)が社長に就任した[1]

昭和52年(1977年)小売部門が株式会社法藏館書店として独立し[1]、同時に社屋を改築した。

辞典

※参考文献 - 『法藏館図書目録2007』・『法藏館図書目録2010』

小事典シリーズ

法蔵館書店

株式会社 法藏館書店は、昭和52年(1977年)8月に小売部門を分離した別会社であり、東本願寺の真向かいにある。 書店として仏教書の販売を行なっており、法蔵館以外の出版社から発行された書籍も多数取り扱っている。

脚注

  1. ^ a b c d e f 法藏館のあゆみ(公式サイト) >
  2. ^ a b 京都府立図書館館報「図書館きょうと」No.40
  3. ^ 幼名は末吉、万次郎。
  4. ^ 総合佛教大辞典編集委員会 - 横超慧日・多屋頼俊・藤島達朗・舟橋一哉・井ノ口泰淳・鎌田茂雄・櫻部 建・薗田香融

関連項目

外部リンク


法蔵館書店

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法藏館」の記事における「法蔵館書店」の解説

株式会社 法藏館書店は、昭和52年1977年8月小売部門分離した会社であり、東本願寺真向かいにある。書店として仏教書販売行なっており、法蔵館以外の出版社から発行され書籍多数取り扱っている。

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