泉北高速鉄道12000系
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「南海12000系電車」の記事における「泉北高速鉄道12000系」の解説
泉北高速鉄道12000系は、特急「泉北ライナー」の専用車両として、2017年(平成29年)1月27日から運行を開始した南海12000系のマイナーチェンジ車である。泉北高速鉄道が南海グループに参入して以降初の新型車両でもある。 当系列の車体や走行機器は、南海12000系を基本とするが、形式番号の下2桁が20番台となるなどの点が異なる。2016年10月29日から31日にかけて、製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場し、JR線経由で南海本線の和歌山市駅まで甲種輸送され、その後光明池車庫まで自力回送された。 2017年1月21日には、デビューを記念して計200名限定で、南海本線を経由して羽倉崎車庫へ向かい、到着後に車両撮影会を行うイベントが実施された。 南海12000系と共通設計のため、併結列車の設定がない「泉北ライナー」専用車両でも貫通扉や電気連結器などの併結設備が予め備わっている。イベントでの運転ではその特性を生かして、特急サザンの運用に就いた実績がある。
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