河野洋平の参考人招致要求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:27 UTC 版)
慰安婦問題に関する「河野談話」に関して、国民の生活が第一時代に外山は「私は、この河野談話が歴史を歪め、そしてさらに言えば、今日の日韓の関係を間違った方向に導いたのではないかというふうに感じております。」「どうして証拠も無いのに、この河野談話というものを野田内閣は踏襲されるのか」「無いけど、まあ、韓国側の従軍慰安婦と言われる方々の証言だけを元に日本政府はこの河野談話を発表した。私はこれは大変問題だというふうに思っています。」「この談話の中には、「甘言、強圧によるなど本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、さらに官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」っていうふうに書かれているんです。要はこれは強制連行を示しているというふうに思いますが、この文言だけで、もう私は否定するべきだと思います」と述べて、河野洋平の参考人招致を要求した。これに対して、予算委員長は「後刻理事会で協議を致します。」と回答、理事会で同じ党の森裕子が改めて参考人招致を主張した。また、当時内閣総理大臣であった野田佳彦が答弁で河野談話踏襲を明言している。 これについて、韓国の中央日報は外山斎を「極右政治家」と名指しで批判し、さらに国家公安委員会委員長(当時)の松原仁がこの談話について「閣内で議論を深めていきたい」などと河野談話撤回に含みを持たせた答弁を行って、慰安婦の強制連行の証拠が存在しなかったとする外山の発言を否定しなかったこと等から、「日本政界の極右政治家に続き、首相や閣僚までが日本軍従軍慰安婦の強制性を否認する発言に合流」「『証拠はないが談話は継承する』という態度は07年の安倍内閣以降の日本政府の基本立場だが、首相が公式的な席で明らかにしたのは異例だ。」「慰安婦問題“妄言リレー”」と激しく非難した。
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