没後ほか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 13:52 UTC 版)
林の没後その美術コレクションは、数度に分けられ売却処分され日本国外等へ流出、また蔵書もバラバラに処分された。目録は「林忠正蔵書売立目録」(『反町茂雄収集古書販売目録精選集 第3巻 昭和3年1月 - 4年11月』 柴田光彦編、ゆまに書房(復刻版)、2000年)を始めとして、多く遺されている。林忠正の研究検証が本格化したのは近年である。 美術史家・児島喜久雄は、晩年執筆した若き日の回想で、林コレクションの一端しか知り得ず、本格的に調査できなかったことを悔やんでいる(『ショパンの肖像 児島喜久雄美術論集』に収録、岩波書店、1984年)。 なおパリでの林の活動は、由水常雄『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーヘ』(美術公論社、のち中公文庫)、鹿島茂『パリの日本人』(新潮選書、のち中公文庫)の、各「林忠正」の章で紹介されている。
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