池田太監督時代
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「サッカー日本女子代表」の記事における「池田太監督時代」の解説
2021年10月1日、高倉麻子監督の後任に前U-20サッカー日本女子代表監督の池田太が就任。2022年、2022 AFC女子アジアカップに出場し、初戦でミャンマーを相手に5-0の快勝を収めると、続くベトナムにも3-0の快勝でノックアウトステージ進出を決める。全勝対決となった第3戦の韓国戦では植木理子がキックオフからわずか30秒で先制ゴールを決めるが、その後は相手に危うい場面を作られながらも、山下杏也加の度重なる好セーブで相手の攻撃を凌いでいたが、試合終盤にセットプレーから失点して1-1の引き分けに終わるも、グループ1位でノックアウトステージに駒を進めた。2023 FIFA女子ワールドカップ出場をかけてタイ戦では菅澤優衣香の4ゴールなど7得点の大勝で2023 FIFA女子ワールドカップの出場権を獲得した。アジアカップ3連覇を目指して挑んだ準決勝の中国戦では前半26分に植木理子が先制ゴールを決め、前半を1点リードで折り返す。だが、後半始まってわずか2分で同点ゴールを決められると、その後は度重なる決定機を活かせず90分で決着はつかずに延長戦へ。延長戦では今大会絶好調の植木理子がセットプレーからついに勝ち越し点を奪うが、5バックで逃げ切りを図った後の終了直前に追い付かれ、PK戦へ。そのPK戦では終了直前の失点が影響したのか、2つのシュートストップに遭い、アジアカップ3連覇の夢は破れることとなった。今大会を通じては優位に進めながら勝ち切れない。大きな課題が日本にのし掛かる結果に終わった。
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