水木しげる版とは? わかりやすく解説

水木しげる版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:51 UTC 版)

プラスチックマン」の記事における「水木しげる版」の解説

1958年7月貸本漫画向けの単行本として、綱島出版社より刊行された。デビュー作である『ロケットマン』に続いて水木しげる漫画化したもので、水木漫画にしては珍しくポップ調で、アメコミ風の絵柄特徴的なSF作品である。身体の姿を変える等の設定オリジナル踏襲しているものの、男性妊娠させて産むという誕生方法や、ロードローラー後ろから轢かれる等といった演出(しかも彼はその自覚がない)は、『ロケットマン譲り水木テイスト滑稽さが溢れている作品である。また、翌年にはこの『プラスチックマン』をベースに、設定ストーリー等を新しく画き直した短編の『プラスチックボーイ』が刊行された。 あらすじ 天才科学者である水木博士人造人間開発成功し、それを知ったライバルである不吉博士嫉妬心燃やして決闘申し込んだ。その対決方法は「風船ガム大きくふくらませた者が勝ち」というもので、水木博士はその勝負勝利したものの、ガムには毒が塗ってあり、ライバルを消すという不吉博士の罠に掛かってしまう。 水木博士は、小学生息子である三吉に「新し人造人間育てるように」と遺言残して息を引き取る。そして助手デブさん中学生)は、水木博士遺言通りに「人造人間妊娠させる薬品」を飲み込んで新し人造人間宿すことになった妊娠してプラスチック食べ続けながら十月十日経って産気づいたデブさんは、あまりの産苦のために悶絶しながら人造人間を産む事に成功した人造人間身体自由自在に変化する事が可能だった。 こうして生まれたプラスチックマンは、三吉デブさんと共に不吉博士悪事阻止する為の活躍始める。

※この「水木しげる版」の解説は、「プラスチックマン」の解説の一部です。
「水木しげる版」を含む「プラスチックマン」の記事については、「プラスチックマン」の概要を参照ください。

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