民間備荒録とは? わかりやすく解説

民間備荒録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:58 UTC 版)

建部清庵」の記事における「民間備荒録」の解説

江戸時代東北地方はしばしば、冷害によって飢饉起こり多数餓死者が出た。清庵はその惨状を眼にする。 ある日友人郷内勝清の家で、明の兪汝為の荒政要覧』を見て、これをヒント救荒書編纂思い立つ宝暦5年1755年)、『民間備荒録』上下2冊を発行した上巻では、飢饉備えて食用となる樹木植え食料備蓄する方法述べている。下巻では、具体的に木の葉食べ方法解毒法応急手当法などを述べている。一関藩奉行代官通じて、藩内の々に配られたという。 印刷され救荒書としては早く出たもので、何度か版を重ね16年後明和8年1771年)には江戸で出版された。

※この「民間備荒録」の解説は、「建部清庵」の解説の一部です。
「民間備荒録」を含む「建部清庵」の記事については、「建部清庵」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「民間備荒録」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「民間備荒録」の関連用語

民間備荒録のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



民間備荒録のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの建部清庵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS