備荒草木図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:58 UTC 版)
清庵は『民間備荒録』の続編として、その中の植物を図で記した『備荒草木図』を著そうとした。そのために、本職が本草学者である平賀源内にも、衣関甫軒を通じて質問したという。甫軒に玄白のことを知らせたのは源内かもしれない。 明和8年(1771年)に一応の稿はできたが、刊行は天保4年(1833年)になる。その際、杉田伯玄などが協力した。 『民間備荒録』、『備荒草木図』で紹介されている草木は185種にのぼる。一関市の釣山公園内には、これらの植物を植えた「清庵野草園」がある。
※この「備荒草木図」の解説は、「建部清庵」の解説の一部です。
「備荒草木図」を含む「建部清庵」の記事については、「建部清庵」の概要を参照ください。
- 備荒草木図のページへのリンク